食べて楽しめる工芸展 「おいしい、工藝展。」

2019年2月1日(金)~2月28日(木)

工芸、そして手仕事をもっと気軽にカジュアルに。
「おいしい、工藝展。」は、工芸作家が作った器に盛られた料理を実際に食べて楽める新しいスタイルの工芸展。

このイベントの目的。それは「これからの工芸の売り場を生み出すこと」そして「敷居が高い工芸のハードルを下げて、もっとカジュアルに工芸を楽しんでもらうこと」。そのために今回は、わたしたちが普段通いなれた飲食店という場を工芸品のプロモーションの場に大変身させます。
これまでのようなピンスポットを浴びたキメキメの美術工芸品を鑑賞する工芸展ではなく、作家、料理人、生産者がコラボレーションし、工芸品と一体になった料理を楽しく体感することができる工芸展。それが「おいしい、工藝展。」。

期間中は工芸作家の見野大介さんと津越元美さんの大皿にSAKANAYAオーナーシェフ林健次郎さんが腕を振るった「旬魚と地場野菜のワンプレートセット」を毎日限定20食でご用意。食材には林さんが目利きした美味しい旬魚に加え、奈良食べる通信の協力を得て、たるたる農園樽井一樹さんが真心こめて作ったオーガニック野菜も使用したこだわりの一皿となっております。
さらに店内特設ミニギャラリースペースでは器の展示販売や、地場野菜を使ったケークサレのテイクアウト販売も開催。工芸作家、料理人、生産者が織りなす「おいしい時間」をお楽しみください。
気取った内容ではありませんので、工芸に興味がある方、只々美味しいものに目がない方、気軽にそしてカジュアルにご予約、ご参加ください。

また、オープニングの初日とクロージングの最終日のディナータイムには作家、料理人、生産者がコンシェルジュとして一同に在店。普段はなかなか聞けない貴重なお話を聞ける機会となっております。器のこと、料理のこと、食材のこと、そして暮らしのこと。沢山お話ししましょう。


イベント概要


開催日時:2019年2月1日(金)~2月28日(木)
※定休日(3.4.10.11.17.18.24.25)は除く
/ 内  容/ おいしい、工藝。ワンプレートセット
※毎日限定20食 ※ランチ、ディナー共にご予約OK。
/ 料  金/ 2160円(税込)/おひとり様あたり(予約制)
/ 内  容/ 旬魚と地場野菜のメインワンプレート、ご飯もの&スープ、
ミニデザート&カフェ
/ 予約方法/ 直接SAKANAYAにお電話の上、ご予約ください。

<会場案内>
【SAKANAYA】〒630-8434奈良県奈良市山町180-2
LUNCH 11:30-13:30(L.O.) DINNER 18:30-20:30(L.O.)
https://sakanaya-nara.jimdo.com/  tel.0742-61-4538
バスでお越しの方:奈良交通 天理行「下山」下車すぐ
電車でお越しの方:JR「帯解駅」下車 徒歩約15分
お車でお越しの方:R169沿い(駐車場有り)

—オープニング&クロージングイベント—
初日と最終日は、作家、料理人、生産者が一同、コンシェルジュとして在店しております。普段はなかなか聞けない貴重なお話を聞ける機会となっております。器のこと、料理のこと、食材のこと、そして暮らしのこと。沢山お話ししましょう。
《初 日》2019年2月1日(金) 18:30~20:30(L.O.)
《最終日》2019年2月28日(木) 18:30~20:30(L.O.)
※特に決まった進行などはございませんのでディナータイムのお好きな時間にお越しいただけます。
※オープニング&クロージングイベントはfacebookイベントページにてご予約も可能です。
→ https://www.facebook.com/events/332613484019289/

[ 主 催 ] 合同会社 工藝舎 〒630-8241 奈良市高天町45-5
[ 協 力 ] 奈良食べる通信 https://taberu.me/nara/

 

プロジェクトメンバー紹介


/ 作 家 / 見野 大介 daisuke mino


1980 大阪に生まれる
2003 近畿大学建築学科卒業
2005 京都伝統工芸専門学校陶芸科卒業
京都炭山、笠取窯岡本彰氏に師事
2011 奈良県奈良市法華寺町にて独立
2012 第18回新美工芸会展/大阪市立美術館館長奨励賞授賞
2014 奈良市法華寺町に移転
元喫茶店をリノベーションした「陶芸工房 八鳥」にて陶芸教室を開講
その他 京都高島屋個展、陶右衛門赤坂店個展、その他グループ展、クラフト展など多数
使いやすく、長く愛せる優しい器たち。
見野さんはちょうど独立した頃、「ものづくり支援員」に任命され、社会福祉法人と関わって仕事をしていた時期がある。その際の経験が大きく影響していて、色々な人と関わり過ごす中で、器には見た目の美しさだけではなく、使いやすさが大切だと感じたそうだ。
使いやすいから長く愛せる。愛される器はちゃんと育っていく。見野さんの手から生まれる器たちはどれも優しげで使い手への思いやりがしっかり機能美として備わっている。
食卓を囲むこと。繋がりが広がっていくこと。そして深まっていくこと。そんな人の暮らしに寄り添うような器作りをずっと続けていきたいという見野さん。
現在は、たくさんの人に陶芸の楽しさや難しさを知ってほしいという想いから、元喫茶店を自身でリノベーションした「陶芸工房 八鳥」にて陶芸教室も行っている。
陶芸工房 八鳥【hachi-dori】〒630-8001 奈良県奈良市法華寺町376
http://studio-hachidori.com/  www.facebook.com/minobird8


/ 作 家 / 津越 元美 motomi tsugosi


1994 大阪教育大学大学院美術教育研究 工芸・デザイン専攻修了
1995 全関西美術展、第29回女流陶芸展
日本クラフトデザイン協会ヤングクラフト展
使ってみたい北の菓子器展
1996 大阪工芸展
肥後大津女流陶芸展/グランプリ熊本県賞授賞
1997 京都美術工芸展、第31回女流陶芸展
使ってみたい北の菓子器展/奨励賞授賞
1988 大阪工芸展、第32回女流陶芸展
奈良市八島町に工房万歩路窯を移す
1999 第37回朝日陶芸展、第33回女流陶芸展
2000 第34回女流陶芸展
2001 第35回女流陶芸展
京都市文化協会CRIA選抜展招待
その他 毎年個展およびグループ展等多数器で熱量を届けたい。
元々は民族柄が好きだった。土や自然、そんな原始的で素朴な物の中にはたくさんの生きる熱量が詰まっている。土を扱う陶芸をやっているのも、花や植物、幾何学模様が作品のモチーフに多いのもそんな理由から。
この仕事をしていて一番うれしいのは、使ってくれる人が楽しくなったり、喜んでくれること、そして元気になってくれること。だから中に何を入れる器になるかはあまり重要じゃない。本来の使い方とは全然違っていても、性能以上に役に立ってくれればそれでOK。もっと自由にシンプルに器を楽しんでほしいんです。
そう語る津越さんの想いを反映してか、象嵌や掻き落しで彩られた作品は繊細な技法に相反して、不思議と大らかでどこかほっこりする。
現在は作家活動をしながら、工房の「万歩路(まほじ)窯」にて陶芸教室も行なっている。万歩路窯(まほじがま)奈良市八島町365-4
http://nakanobo-mahoji.com/


/ 料 理 人 / SAKANAYAオーナーシェフ 林 健次郎 kenjiro hayashi


奈良で魚屋の息子として生まれた林さん。SAKANAYAという店名は海のない奈良でおいしい魚を届けるという魚屋だった父親の意思や自身のルーツを大切にしたくて付けたもの。
肉は一切使わない。扱う素材はちゃんと自分の目で確かめたものしか使わないスタイルは食べるということへのこだわり。魚だけではなく、野菜の仕入れも農家さんまで実際に足を運び、さらには作業の手伝いをしながら、品種や扱い方についても農家さん教わっているそうだ。
SAKANAYAでは料理が運ばれる際、必ず素材や料理の仕方を事細かく説明する。ちゃんと説明することで、素材を作った人、料理をした人の想いを伝えることで、食べるという行為の価値自体が上がるのだと林さんは言う。目で楽しみ、耳で楽しみ、香りを楽しんで、そして味わう。それが林さん流の食べるということ。
また林さんは、「次世代型6次産業」という規格外野菜を中心に、子供たちが美味しく沢山食せるレシピを考案し料理・販売・講習を行ったり、料理をキーワードにしたおいしい婚活「ミート&イート」など、料理を通じた色々なきっかけづくりを行っている。今後はお店をもっとオープンにして、地域のコミュニティの場になるような取り組みをたくさんやっていきたいと語る。

SAKANAYA 〒630-8434 奈良県奈良市山町180-2
https://sakanaya-nara.jimdo.com


/ 生 産 者 / たるたる農園 樽井 一樹 kazuki tarui


今はひとりの農家であり、明日香ビオマルシェの代表でもある樽井さん。元々は病院を立ち上げるコンサルティング会社に勤めていた。日常で死に向き合う日々の中、生とは何か?生きることとは何か?とずっと考えていた。父の死をきっかけに自分の人生を生きるという問いは農業へと繋がる。自然と向き合い、地に根を張り、人が生きていくための作物を育てることは生きることそのものみたいだと樽井さんは言う。
心の示すまま、明日香の地に出会い新天地に決めたものの、最初は本当に食べていけなかった。色々な人の教えを学びつつ、自分らしい方法を自然栽培・無肥料のスタイルを模索する中、作るだけではダメ、知ってもらう取り組みも始めた。それが「明日香ビオマルシェ」だ。暮らしや食に意識の高い主婦やこだわりのある料理人をターゲットにしたオーガニックマルシェは今や地域の顔となり、地域の人々のコミュニケーションの場ともなっている。
食べることは生きること。農業にはまだまだ可能性がある。樽井さんは今後について、ひとりの就農者としてだけではなく、農業全体ががもっと良くなる仕組みづくりをしていきたい。そう笑顔で話してくれた。
たるたる農園 奈良県高市郡明日香村
http://tarutarufarm.blogspot.com/

明日香ビオマルシェ 〒634-0103奈良県高市郡明日香村飛鳥225-2
農産物直売所「あすか夢の楽市」駐車場
Facebook @明日香ビオマルシェ

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